『Heinrich Isaac/Ludwig Senfl: Messen』
Heinrich Isaac (um 1450-1517)
Missa Carminum
Ludwig Senfl (um 1490-1543)
Missa Per signum crucis
Capella Antiqua München/Konrad Ruhland
CD: Christophorus - ein Label der MusiContact GmbH, Heidelberg
entrée series
CHE 0021-2 (1992)
Made in Germany
HEINRICH ISAAC
Missa Carminum
1. Kyrie 2:57
2. Gloria 5:08
3. Credo 5:30
4. Sanctus / Benedictus 5:18
5. Agnus Dei 3:48
LUDWIG SENFL
Missa Per signum crucis
6. Kyrie 2:54
7. Gloria 4:02
8. Credo 7:18
9. Sanctus / Benedictus 4:57
10. Agnus Dei 2:42
Total Time 45:15
Capella Antiqua München
Konrad Ruhland
Recording: 1967 Moschenfeld
Recording Producer: Hermann Bittel
Recording Engineer: H. Schaper
Booklet Editing: Manfred Glaser
Translation: Rainer Zahn
Cover Picture: *Einzug in Jerusalem*
(Buchmalerei aus einem Processionale und Rituale Oberrhein um 1350, karlsruhe Landesbibl.)
◆本CD解説(Konrad Ruhland)より(大意)◆
センフルはイザークの弟子で、このCDには師弟のミサ曲が一曲ずつ収められている。
イザークもセンフルもマクシミリアン1世の宮廷音楽家であった。
イザークは主にフィレンツェで活動し、そこで死んだ。当時の多くの作曲家と同様に、死後その作品は忘れられたが、「インスブルックよ、さらば」のみが彼の名を思い出させるよすがとなった。
「ミサ・カルミヌム」(歌のミサ)では、当時よく知られていた歌のメロディー(彼自身の「インスブルック」も含む)や断片を使って、4声のテクスチャーを織りなしている。
この録音では、楽器はリコーダー、コルネット、フィドル、ヴィオラ、テナートロンボーン、バス・クラムホルンを使っている。
ゼンフルはマキシミリアン1世の没後、ミュンヘンで活動し、そこで死んだ。「ミサ・ペル・シグヌム・クルーシス」はいわゆる「パロディ・ミサ」で、既成曲――ここでは「主よ、十字架のしるしによって我らを敵から解放し給え」を歌詞にもつ曲で、現存しないが、ゼンフルの自作曲だった可能性もある――に基いている。
◆本CDについて◆
ブックレット(全8頁)に Konrad Ruhland による解説(独・英)、演奏者紹介(独・英)、図版(モノクロ)2点。
コンラート・ルーラント指揮ミュンヘン・カペラ・アンティカによるハインリヒ・イザーク「ミサ・カルミヌム」、ルートヴィヒ・ゼンフル「ミサ・ペル・シグヌム・クルーシス」。
LPは1967年に同レーベルよりリリースされました。
★★★★☆
Missa Carminum
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