『魂のカヤール~北インドの古典声楽』

『魂のカヤール~北インドの古典声楽』
Hindustani Vocal Music/Bhimsen Joshi
ワールド・ミュージック・ライブラリー 14 


CD: キングレコード株式会社 
KICC 5114 (1991年) 
税込定価¥2,500(税抜価格¥2,427)

 

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帯文: 

「インド古典声楽の最高峰、カヤールの帝王=ビームセン・ジョーシー。
あらゆる音楽のジャンルを越えた人類の遺産たる1枚。」


帯裏文: 

「すべてのインド音楽の終着点、声楽。その古典声楽の最高峰に立つのがカヤールの帝王=ビームセン・ジョーシー。インド音楽界の至宝の芸術を初めてデジタルで収録。あらゆる音楽のジャンルを越えて、人類の遺産たるにふさわしい一枚。」


1.カヤール:ラーガ・プリヤ・ダナシュリー/:ヴィランビット/:ドゥルット 30:01
Khayal: Raga Puriya Dhanashri / : Vilambit / : Drut
2.トゥルースィダースのバジャン 
Tulsidas-Ji ka Bhajan 7:38 
3.マラーティーのアバンガ 
Marathi Abhang 10:38


パンディット・ビームセン・ジョーシー(ヴォーカル) 
Pt. Bhimsen Joshi (Vocal)
パンディット・マーダヴ・グディ(ヴォーカル&タンブーラ) 
Pt. Madhav Gudi (Vocal & Tambura)
プルショーッタム・ワーラワルカル(ハルモニウム) 
P. M. Walawalkar (Harmonium)
シャーシーカント・ムレー(タブラ) 
Shashikant Mulay (Tabla)
シュリーニヴァース・ジョーシー(タンブーラ) 
Shreenivas Joshi (Tambura)

録音: 1988年5月20日、東京、中央会館(実況録音) 
Recorded "Live" May 20, 1988 at the Chuo Kaikan, Tokyo

Director: Kyoji Hoshikawa
Engineer: Youichi Takizawa
Assistant engineer: Youichi Tokunaga
Mastering engineer: Hatsuro Takanami

Licensed by MIN-ON

「ライブ録音のため聴衆の拍手や若干のノイズがあります。ご了承ください。」

Cover Design: 美登英利 
Cover Photo: 神像(クリシュナ)(国立民族学博物館提供) 


◆本CD解説(小磯千尋)より◆ 

「インドには総べての基に宗教がある。芸術も宗教と切り離しては考えられず、音楽の修業も神への帰依、献身であり、最終目的は神に近づき一体化することである。ビームセン・ジョーシーも数多くのパジャン(神への讃歌)や、マハーラーシュトラの聖者によって書かれたヴィッタラ神を称え、その教説も織り交ぜた宗教歌、アバンガを歌っている。その叙情性と神への切々たる訴えかけは、我々の心に直接的に響いてくる。もちろん彼は北インド古典声楽の代表的様式カヤールの第一人者でもある。カヤールは演者の即興性と叙情性を尊び、歌詞そのものはあまり重要視されない。たんに即興性を引き出すきっかけに過ぎないとされ、あくまで歌い手のセンスとテクニックが問われるのである。」

「3) Marathi Abhang
 (マラーティーのアバンガ) 
 聖者ナームデーヴァがおっしゃるには、“私の信じる神も、聖典も総べてヴィッタラ神である。ヴィッタラ神は不変で、あらゆる所に存在する。私はヴィッタラ神にまみえることができてから死ぬことも含めて総べての恐怖から解放された”。」


◆本CDについて◆ 

ブックレットに「魂のカヤール」(小磯千尋)、英文解説、写真図版(モノクロ)2点、「ワールド・ミュージック・ライブラリー」CDリスト、地図2点。


Marathi Abhang

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