『カルメン・マキ&サラマンドラ』
Carmen Maki and Salamandre
CD: W-IN Records/(株)Bet-talis
販売元: スリーディーシステム株式会社/株式会社プライエイド・レコーズ
BJCW-1002 (2003年)
定価¥2,500円(税抜価格¥2,381)
1.Trick Star 5:36
Words: 奥平イラ Music: 笹路正徳
2.Lily was gone with windowpane 8:13
Words: Carmen Maki Music: Carmen Maki、春日博文&吉田達二
3.世界の果ての旅 14:21
Words & Music: Carmen Maki
4.OVER THE RAINBOW 9:56
Words: E.Y. Harburg Music: Harold Arlen
5.空と陸の交わったところ 8:56
Words: Carmen Maki Music: 谷有益
6.変わらないもの 9:45
Words: Carmen Maki Music: Yuji Katsui
Carmen Maki: Vocal
鬼怒無月: Electric Guiter on M1,3,4,5、Acoustic Guiter on M1,2,3,5、12 String Acoustic Guiter on M6、Bandolin on M6
勝井祐二: Electric Violin、Chorus on M1
芳垣安洋: Drums & Percussion
松永孝義: Electric Bass & Acoustic Bass
Recorded at GOK SOUND
Recorded, Mixed & Mastered Engineer: 近藤祥昭
Guiter Sound Coordination: 持丸“CJ”悟志
Painting: 恒松正敏
design: 細野健
Photography: 御野弘(IPA)
Executive Producer: 小島紳次郎
Supervisior: 片桐たかし
All Songs Produced & Arranged by SALAMANDRE
◆本CDについて◆
透明ジュエルケース。ブックレット(全12頁)にトラックリスト、歌詞、クレジット。
カルメン・マキはあのカルメン・マキですが、「サラマンドラ」とは何かというと、アヴァンギャルドジャズプログレバンド「ボンデージ・フルーツ」のヴァイオリニスト勝井祐二とギタリストの鬼怒無月、同じくアヴァンギャルドジャズプログレバンド「アルタード・ステーツ」のドラマー芳垣安洋、そしてPhew(あのPhew)のパンクバンド「アーント・サリー」時代の朋友Bikkeのバンド「ラヴジョイ」のベースを務める松永孝義という、そういうメンバーによるバックバンドですが(ジャケはフリクションのギターの恒松正敏による絵画作品)、ビッグネームに遠慮することなく本来のスタイルで演奏していて、長尺の#3などは中間部でアヴァンギャルドなインプロヴィゼーションが展開されていますが、それに負けないカルメン・マキのデビュー以来一貫して「変わらない」存在感と姿勢はさすがです。
ウィキペディアによると、「象徴としてのサラマンダー(サラマンドラ)は、苦難に負けずに貫き通される信仰や熱情にとらわれない貞節、善なる火を燃え上がらせ悪なる火を消し去る正義を表すとされた」。
「何度でも死んで 何度でも生き返りたい」
(「変わらないもの」)
これはむしろ「フェニックス」の属性ですが、「中世アラビアでは炎の中に生きる伝説の動物サラマンダーとフェニックスが混同され、サラマンダーが鳥となったものがフェニックスだとされていたという」(ウィキペディアより)。
★★★★★
Lily was gone with windowpane
変わらないもの
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