富樫雅彦トリオ  『モーション』 

富樫雅彦トリオ 
Masahiko Togashi Trio 
『モーション』 
Motion 


CD: 日本コロムビア株式会社 
COCP-30977 (2000年) 
定価¥2,415(税抜価格¥2,300)

 

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帯文: 

富樫雅彦音楽生活45周年記念企画 初CD化」
「オリジナル盤発売日 
1977年8月25日」


1.ワンダー・バード 14:18 
Wonder Bird 
2.パッシング 4:55 
Passing 
3.バラード 10:47 
Ballad 
4.プレイング・ビート 6:07 
Playing Beat 

all titles composed by masahiko togashi 

富樫雅彦 Masahiko Togashi (percussions) 
中川昌三 Masami Nakagawa (alto flute, soprano saxophone, alto saxophone) 
翠川敬基 Keiki Midorikawa (bass) 

1977年1月30、31日、日本コロムビア第1スタジオにて録音 
recorded at nippon columbia's 1st studio, January 30 & 31, 1977. 
recording direction: yoshiharu kawaguchi & tsutomu ueno 
engineering: masao hayashi 
engineering-PCM operatior: kaoru yamamoto 

ジャケット・デザイン: 清原悦志 
ジャケット写真: Sign-斉藤智 
コラージュ: 清水俊彦 
cover collage: toshihiko shimizu 
cover photo: satoshi saito 
cover design: etsushi kiyohara 


◆本CDについて◆ 

紙ジャケ(厚紙・シングルジャケ)仕様。ブックレット(全4頁)に瀬川昌久による解説(2000-5-10記)。

ジャケの清水俊彦によるコラージュが秀逸なので、つい、「雨」や「幽霊」をイメージしつつ聴いてしまいますが、演奏の方も、なんとなくそれっぽい、けだるく物憂い、内省的なものになっています。
「ワンダー・バード」は、トリオによるオーネット・コールマン風の短いテーマの後、パーカッションのソロがしばらく続き、ゴムひものように伸び縮みするベースが入り、アルト・サックスが入ってトリオでのインプロヴィゼーションの後、再びパーカッションのソロがしばらくあってベースが入り、短いテーマを繰り返してエンディング。
「パッシング」では、ベースが終始単調なリフを繰り返して、パーカッションがそれとは違うリズムでポコポコ鳴っていて、その上に、というか横に、フルートの嫋々たるインプロヴィゼーション。そしてフェードアウト。
「バラード」はソプラノ・サックス。「プレイング・ビート」は再びアルト・サックスで、中川昌三はクラシックの演奏家でもあるので、フリーキーなトーンも含めて演奏は完全にコントロールされていて、危なげがないですが、危なげがないフリージャズはフリージャズとしていかがなものか、と一方では思わずにいられません。

★★★★☆ 


Passing 

youtu.be

Ballad 

youtu.be

 

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