高柳昌行
Masayuki Takayanagi and New Direction Unit
『Eclipse/侵蝕』
CD: P.S.F. Records
ISKRA-001/PSFD-8025
¥2,940(税込)
1. First Session 1 (gradually projection) 10:47
2. First Session 2 (gradually projection) 9:07
3. Second Session (mass projection) 25:23
Personnel
Masayuki Takayanagi (el-g)
Kenji Mori (as, fl, recorder)
Nobuyoshi Ino (el-b)
Hiroshi Yamazaki (ds, perc)
Recorded on March 14, 1975 at Tokyo
Producer: Satoru Obara / Yoshiaki Kamei
Engineer: Mikio Aoki
Photograph, Cover Design: Kazuharu Fujitani
Produced by NIHON GENDAI JAZZ ONGAKU KENKYUKAI (Society in Japan, research in contemporary, jazz and music)
◆本CDについて◆
紙ジャケ(シングルジャケ)仕様。インサートにAlan Cummingsによるライナー(英文)。
1975年にIskra Recordsから100枚限定でリリース(ISKRA-001)されたLPの初CD化。いわゆる「幻の名盤」ですが、「幻の名盤」の謳い文句になんど騙されたことか、とはいえ、本作は正真正銘、掛け値なしの幻の名盤であって、「幻の名盤」が本当に名盤であったりすると、喜ばしい反面、それが不当に「幻」化されてしまったことに対する嘆かわしさもあって複雑です。
メンバーは高柳昌行(エレキギター)、森剣治(アルト、フルート、リコーダー、とクレジットにはありますが、バスクラも使っています)、井野信義(エレキベース、とクレジットにはありますが、アルコベースも使っています)、山崎弘(ドラムス、パーカッション)。
ベースとギターが生み出す原初の闇の不穏なうねりはただごとではないです。ジャズ・ファンよりむしろキング・クリムゾンのファンがきくべきCDでしょう。
録音は1975年3月14日で、同年4月~5月には同一メンバーで同じく幻の名盤『April is the cruellest month』が録音されています。
★★★★★
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