『Léon-Paul Fargue - Poète & piéton de Paris』 

『Léon-Paul Fargue - Poète & piéton de Paris』 
Pomes 
Chroniques 
Conversations 

Musiques 


CD: Sous la Lampe / Arthéma Prod. 
CD-A001 (2002) 

 

f:id:nekonomorinekotaro:20211104134845p:plain


1. Jeux d'eau (extrait)  0:32 
(Maurice Ravel - Samson François: piano)  

2. Le 1er arrondissement de Paris  4:25 
3. Le 2e arrondissement de Paris  4:40 
4. Le 5e arrondissement de Paris  3:41 
5. Le 6e arrondissement de Paris  5:00 
par L.-P. Fargue 
(Les XX arrondissements de Paris, 1951 - Fata Morgana, 2002) 

6. Noctuelles  4:53 
(Maurice Ravel - Samson François: piano) 

7. Conversation: Souvenirs de jeunesse  1:40 
8. Conversation: Sur V.  0:30 
9. Conversation: Ire attawue d'hémiplégie  1:31
par L.-P. Fargue 

10. Jeux d'eau (extrait 2)  0:33 
(Maurice Ravel - Samson François: piano) 

11. Trouvé dans des papiers de famille en 1909  2:00
(Banalité, Gallimard, 1929) 
par J.P. Moulinot de la Comⅿédie Française 

Les Ludions 
(1930 - Gallimard, 1943 - musique d'Erik Satie
12. La statue de bronze  1:28 
(Pierre Bernac: baryton, Francis Poulenc: piano) 
13. Air du poète  0:46 
14. Chanson du rat  0:41 
15. Chanson du chat  0:41
16. Grenouille américaine  1:00 
17. Spleen 
(13 à 17: Hugues Cuénod: ténor, Geoffrey Parsons: piano) 

18. Circulaire  0:38 
(pièces jointes, Sous la lampe, Gallimard, 1929) 

19. Rêves  1:09 
(Pour la musique, Gallimard, 1914 - musique de Maurice Ravel
(Mady Mesplé: soprano, Dalton Baldwin: piano) 

20. Les compagnons  1:11 
(Poèmes, Gallimard, 1944) 
21. La gare abandonnée 
(Poèmes, Gallimard, 1944)  0:32 
par L.-P. Fargue 

22. Jeux d'eau (extrait)  0:32 
(Maurice Ravel - Samson François: piano) 

23. Chronique: Le passé et l'avenir (nov. 1938)  2:13 
par L.-P. Fargue 

24. Poisson d'or  3:25 
(Claude Debussy - Ricardo Viñes: piano) 

Total: 46:38 

Couverture: dessin de M. Henry - médaille de Corbin. 


◆本CDインサート(カード)より(大意)◆ 

レオン=ポール・ファルグ自身の朗読による4つの「パリの行政区」を含むこのCDは、著書『パリ20区』の再刊(ファタ・モルガナ社)を機に実現したものです。
朗読には刊行されたテクストとわずかに異なる部分がありますが、ファルグの即興によるもので、また「第1区」は刊行時に増補された部分の前で終わっています。


◆本CD序文より(大意)◆ 

1937年からファルグはラジオ局「TSF」に定期的に呼ばれて、さまざまなテーマで寸評を語った。数日前にパリの日刊紙に掲載したコラムを読むだけのことも多かったが、改訂を加えたり、即興を挟んだりした。
戦後、ファルグが病気でモンパルナス大通りのアパルトマンで寝たきりの状態だったときには、ラジオの方が来て、寝室が録音スタジオに早変わりすることもあった。


◆本CDについて◆ 

「レオン=ポール・ファルグ、詩人にしてパリの散策者」。

ブックレット(全16頁)に序文(無記名)とファルグによるテクスト(散文と詩)、モノクロ図版2点(デュノワイエ・ド・スゴンザックによるファルグの肖像デッサンと、ファルグの詩によるラヴェルの歌曲「夢(Rêves)」の楽譜)、インサート(紙片)に本CDについての説明文(文章はすべてフランス語です)。

詩人としてのレオン=ポール・ファルグは日本ではあまり知られていませんが、アルフレッド・ジャリの同級生であり、エリック・サティヴァレリーラルボーやシャルル=ルイ・フィリップの友人であり(日本盤の「サティ歌曲集」にはファルグの詩「潜水人形(Les Ludions)」の訳が掲載されています)、性格的にもたいへん興味深いです(パリで書店を開いていたアドリエンヌ・モニエの著者『オデオン通り』にその一端が窺われます)。
そのモニエの友人であった「シェイクスピア・アンド・カンパニー書店」のシルヴィア・ビーチによると、サティとファルグは親友でしたが、ちょっとしたことで仲たがいして絶交してしまった(あるサロンでファルグの詩によるサティの歌曲が歌われたとき、司会者が曲紹介でファルグの名前を出すのを失念したことに腹を立てたファルグがサティに八つ当たりした)そうで、罵倒の手紙をパリから郵送するだけでは気がすまず、わざわざアルクイユのサティの部屋まで自ら出向いて罵倒の言葉を書き連ねたメモをドアの下の隙間に滑り込ませたりしたようですが、サティはただ笑っていたということです。

本CDにはファルグ自身による自作の朗読と、ジャン・ポール・ムリノによる朗読、ファルグの詩によるサティ&ラヴェルによる歌曲、埋め草としてサンソン・フランソワによるラヴェルピアノ曲の演奏が収録されています。

★★★★☆ 

 

Le 1er arrondissement de Paris


Air du poète  
Hugues Cuénod: ténor 
Geoffrey Parsons: piano