『バルトーク：弦楽四重奏曲全集（1981年録音）』
ジュリアード弦楽四重奏団
Bartók: The Complete String Quartets
Juilliard String Quartet
CD: Sony Classical
Sony Music Labels Inc.
シリーズ：Great Recordings 1000／名盤コレクション1000
SICC 1883～4 （2015年） ［2 DISCS］
定価￥1,500＋税
Made in Japan
［期間生産限定盤］
帯文：
「円熟した演奏で味わう、バルトーク作品の真価。
実に3度の録音を行った彼らによる最新の成果」
帯裏文：
「20世紀ハンガリーの大作曲家バルトークは、生涯にわたって計6曲の弦楽四重奏曲を書いた。最初の第1番から最後の第6番まで作曲年代に30年ほどの開きがあり、これらをたどることで、バルトークの作風の変遷をうかがい知ることができる。これまで多くの四重奏団が全集録音をおこなってきたが、ジュリアード弦楽四重奏団には3種の録音がある。本作はその3番目のデジタル録音であり、鮮明な音質と円熟した演奏で作品の真価を味わうことができる。」
バルトーク
Béla Bartók (1881-1945)
DISC 1
弦楽四重奏曲 第1番 作品7 Sz.40
String Quartet No.I, Op.7 Sz.40
1．第1楽章：レント 9：04
I. Lento
2．第2楽章：アレグレット 8：23
II. Allegretto
3．第3楽章：序章：アレグロ；アレグロ・ヴィヴァーチェ 12：04
III. Introduzione: Allegro; Allegro vivace
弦楽四重奏曲 第2番 作品17 Sz.67
String Quartet No.2, Op.17 Sz.67
4．第1楽章：モデラート 10：49
I. Moderato
5．第2楽章：アレグロ・モルト・カプリッチョーソ 7：44
II. Allegro molto capriccioso
6．第3楽章：レント 9：22
III. Lento
弦楽四重奏曲 第3番 Sz.85
String Quartet No.3, Sz.85
7．第1部：モデラート 4：34
Prima parte: Moderato
8．第2部：アレグロ 5：30
Seconda parte: Allegro
9．第1部の反復、モデラート 3：02
Recapitulazione della Prima Parte
10．コーダ：アレグロ・モルト 1：46
Coda: Allegro molto
弦楽四重奏曲 第4番 Sz.91
String Quartet No.4, Sz.91
11．第1楽章：アレグロ 5：47
I. Allegro
DISC 2
弦楽四重奏曲 第4番 Sz.91
String Quartet No.4, Sz.91
1．第2楽章：プレスティッシモ、コン・ソルディーノ 2：57
II. Prestissimo, con sordino
2．第3楽章：ノン・トロッポ・レント 5：30
III. Non troppo lento
3．第4楽章：アレグレット・ピッツィカート 2：52
IV. Allegretto pizzicato
4．第5楽章：アレグロ・モルト 5：32
V. Allegro molto
弦楽四重奏曲 第5番 Sz.102
String Quartet No.5, Sz.102
5．第1楽章：アレグロ 7：25
I. Allegro
6．第2楽章：アダージョ・モルト 6：30
II. Adagio molto
7．第3楽章：スケルツォ：アラ・ブルガレーゼ 5：05
III. Scherzo: Alla bulgarese
8．第4楽章：アンダンテ 5：09
IV. Andante
9．第5楽章：フィナーレ：アレグロ・ヴィヴァーチェ 7：06
V. Finale: Allegro vivace
弦楽四重奏曲 第6番 Sz.114
String Quartet No.6, Sz.114
10．第1楽章：メスト；ヴィヴァーチェ 7：30
I. Mesto; Vivace
11．第2楽章：メスト；マルチア 7：32
II. Mesto; Marcia
12．第3楽章：メスト；ブルレッタ：モデラート 7：17
III. Mesto; Burletta: Moderato
13．第4楽章：メスト 6：51
IV. Mesto
ジュリアード弦楽四重奏団
Juilliard String Quartet
ロバート・マン（ヴァイオリン）
Robert Mann, Violin
アール・カーリス（ヴァイオリン）
Earl Carlyss, Violin
サミュエル・ローズ（ヴィオラ）
Samuel Rhodes, Viola
ジョエル・クロスニック（チェロ）
Joel Krosnick, Cello
［録音］ 1981年5月13‐23日、ニューヨーク、30丁目スタジオ
Recording: May 13-23, 1981, 30th Street Studio, New York City
Producer: Steven Epstein
Recording Engineer: Bud Graham, Ray Moore & Stan Tonkel
◆本CDについて◆
2枚組用ジュエルケース（10mm厚）。2つ折りブックレット（内側はブランク）。投げ込み（十字折り／片面印刷）にトラックリスト＆クレジット、牧田英二による解説。
デジタル録音。オリジナルLPは3枚組で1982年にリリースされました。
ラギッドでエッジーで凶暴で、そのくせノスタルジックで耽美的な、ヴァイオレントにしてエレガントなバルトークの弦楽四重奏曲は、身体性がそのまま精神性に通じるような「野生の思考」で書かれている、そういうことだと思います。
★★★★★
弦楽四重奏曲第４番 第５楽章
