Anne Briggs
『Anne Briggs』
アン・ブリッグス
CD: Topic
Series: Topc Treasures Series
TTSCD002 (2019)
Fernie Court Management Limited
Licensed by Proper Records Limited
発売:サンビーニャ・インポート
販売:(有)オフィス・サンビーニャ
TPSI-22049
定価:2,200円+税
帯文:
「数多くの英国人アーティストたちを魅了した名作アルバムが『トピック・トレジャーズ』として豪華仕様でリイシュー!」
帯裏文:
「レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジも、フェアポート・コンヴェンションのサンディ・デニーも恋をした、「英国フォークの永遠の恋人」アン・ブリッグスのファースト・アルバムが、2019年で創業80年を迎えた英国の名門レーベル、トピック・レコードより特別仕様でリイシューされた。50年代英国を席巻したフォーク・リヴァイヴァル・ムーヴメント。最盛期を迎えた60年代には、才能豊かなアーティストたちが続々と頭角を現したが、その中でもその可憐な歌声と美貌でカルト的な人気を博したのがこのアン・ブリッグスだった。1曲目に収録された「ブラック・ウォーター・サイド」は彼女の素朴な歌声と繊細なギター演奏で織りなされる美しいトラッド・ソングだが、レッド・ツェッペリンの「ブラック・マウンテン・サイド」の原曲としても有名。同梱のブックレットには彼女直筆による手紙などをはじめとする貴重写真も掲載するなど、豪華な仕様になっている。」
「このCDに日本語解説は付いていません」
1. Blackwatear Side (Trad. Anne Briggs)
Anne Briggs, vocals, guitar
2. The Snow It Melts The Soonest (Trad. Anne Briggs)
Anne Briggs, vocals
3. Willie O' Winsbury (Trad. Anne Briggs)
Anne Briggs, vocals, bouzouki
Johnny Moynihan, bouzouki
4. Go Your Way (Anne Briggs, Bert Jansch)
Anne Briggs, vocals, guitar
5. Thorneymoor Woods (Trad. Anne Briggs)
Anne Briggs, vocals
6. The Cuckoo (Trad. Anne Briggs)
Anne Briggs, vocals
7. Reynardine (Trad. Anne Briggs)
Anne Briggs, vocals
8. Young Tambling (Trad. Anne Briggs)
Anne Briggs, vocals
9. Living By The Water (Anne Briggs)
Anne Briggs, vocals, bouzouki
10. Maa Bonny Lad (Trad. Anne Briggs)
Anne Briggs, vocals
Front cover photo taken by Pat Delap on Little Bealings Heath, East Suffolk either 1969 ot 1970. *Anne Briggs* and Lurcher *Clea*.
Anne Briggs and Johnny Moynihan photos by Eamonn O'Doherty.
Anne Briggs sitting on bed photo from Dave Peabody archive.
Special thanks to Anne Briggs for her help in making this release happen, also thank you to Johnny Moynihan, Ken Hunt, Dave Peabody, Glen Johnson and Pat Delap.
Recorded by Sean Davies in 1971
Produced by A.L. Lloyd
Original sleeve design by Humphrey Weighman
Project Managed for this reissue by Mike Mastrangelo
Additional design by PRd
◆本CDについて◆
輸入盤+日本語帯。ジュエルケース(透明トレイ)。スリップケース。ブックレット(全24頁)にトラックリスト&クレジット、「Original Anne Briggs album introduction」(A.L. Lloyd)、Ken Huntによる解説、A.L. LloydによるオリジナルLP曲目解説とKen Huntによる補遺。アン・ブリッグス直筆メッセージ&手紙(「Letter from Anne Briggs to Gerry Sharp, MD of Topic Records in 1971」)図版、参考図版(「Original Topic Record labels」、Wilfrid Mellersによる1971年6月18日「New Statesman」紙レコード評切り抜き)、アーティスト写真(モノクロ)3点。
アン・ブリッグスのファースト・アルバムのCD化の歴史をまとめると、
1.Fellside Recordings『Classic Anne Briggs: The Complete Topic Recordings』(1990年、国内仕様盤はヴィヴィッド・サウンド『ザ・コンプリート・トピック・レコーディングス』1995年)
2.キングレコード「ユーロ・トラッド・コレクション」シリーズ『ブラックウォーター・サイド(コンプリート・レコーディングス・フロム・トピック』(1990年)
3.Topic盤『Ann Briggs: A Collection』(1999年)
4.Water盤『Anne Briggs』(2008年、国内仕様盤はP-Vine『アン・ブリッグス』)
5.本CD(2019年)
で、ほぼ10年毎にコンスタントに再発されていますが、1、2はEPやオムニバス盤収録曲を含むTopicレーベルへの全レコーディング20曲を集成したもの。3はそれにDeccaレーベルのオムニバス盤『The Decca Edinburgh Folk Festival』(Vol. 1 & 2、1963 & 1964年)収録の2曲(「She Moves Through the Fair」「Let No Man Steal Your Thyme」)を加えたもの。4、5はファースト・アルバム収録曲のみをオリジナル・ジャケット・デザインでCD化したものです。
ところで、本CDブックレットには部屋でギターを爪弾くブリッグスさんの写真が掲載されていて、棚にはレコードが並んでいます。ブリッグスさんはどんなレコードをきいていたのか、興味深いですが、『バート&ジョン』以外は特定できなかったです。
★★★★★
Living by the Water