幻の猫たち 改訂版

まぼろしの猫を慕いて

ヤプーズ 『CD-Y』 

ヤプーズ 『CD-Y』 


CD: UNDO RECORDS/いぬん堂 
UNDO-002 (2003年) 
税込定価¥1575/税抜価格¥1500 

 

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帯文: 

「99年ツアー会場のみで販売された幻のマキシ・シングルが24bit デジタル・リマスタリングで再生!」

「絶望的だけれど救いがあり 哀しいけれど可笑しい身体テクノ。
happysadness ヤプーズ・ワールド。必聴盤です! phew


001 シアー・ラバーズ 4:25 
002 羽虫 2:03 
003 ヒト科 4:53 
004 (something extra) 5:58 

Produce: Seiji Toda
Engineer: Nobuyuki Honzawa
Recorded at: 月光原スタジオ、Studio Walk. 1998 Nov-Dec
Design: Kiyoshi Inagaki (tristero)、Calligraphy: Jun Togawa

Reissue Data
YAPOOS:
Jun Togawa
Nobuo Nakahara
Seiji Toda
Shinichi Yamaguchi

All Voice performances: Jun Togawa
All Instruments: Seiji Toda (Except ③: Nobuo Nakahara/Shinichi Yamaguchi)
Lyrics: Jun Togawa
Music: Seiji Toda (①④), Nobuo Nakahara (②③)
Remastering Engineer: Akihiko Shiba (JVC Mastering Center)
Redesign: Shigeo Matsumoto (Matsumoto Graphic Farm)
Thanks to: Phew, Hideo Kogure


◆本CD解説(小暮秀夫)より◆ 

「そもそもこのマキシ・シングルは、1999年1月におこなわれた東阪ツアー(1/15・心斎橋クラブクアトロ、1/17・渋谷クラブクアトロ)の会場と、一部ネット上でしか販売されなかったという限定商品だ。(中略)それが今回めでたく普及版として復刻される運びとなったというわけである。
 リイシューに際して、音質面では24bitデジタル・リマスタリングを敢行。オリジナル盤には付いていなかった歌詞カードが今回新たに付いたのも、ヤプーズマニアにとっては嬉しい限りだろう(オリジナル盤に掲載されていたのは、短編小説『愚行』の全文のみ)。」
「1曲目を飾る「シアー・ラバーズ」は、戸田誠司が作曲・編曲したバック・トラックに戸川純が詞と歌をつけたナンバー。」
「2曲目の「は虫」は、84年9月に発売された戸川純の単行本『樹液すする、私は虫の女』(中略)に収録されていた詩を戸川純本人がリーディングし、戸田誠司がバック・トラックをつけたという曲。」
ヤプーズ王道の大陸テクノ・サウンドが展開される3曲目の「ヒト科」は、中原信雄のペンによる曲。作詞は勿論、戸川純。」
「マキシのラストを飾る「(something extra)」は、これまた単行本『樹液すする、私は虫の女』に収録されていた短編小説「愚行」を戸川純本人が朗読したもの。」


◆本CDについて◆ 

4頁ブックレットの内側に「愚行」(文・戸川純)。CDで朗読されているのは途中までですが、ブックレットには全文が掲載されています。
投げ込みライナー(十字折・片面)に歌詞(「シアー・ラバーズ」「羽虫」「ヒト科」)と小暮秀夫による解説。

「羽虫」はたいへんよいです。

★★★★☆


YAPOOS - CD-Y

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