スティーヴ・ハケット/ジョン・ハケット
『エック・サティの風景』
John Hackett Steve Hackett
『Sketches of Satie』
CD: ネットワーク・レコード
NXCA-00023 (2001年)
定価¥2,940(税抜価格¥2,800)
帯文:
「元ジェネシスのスティーヴ・ハケット(ギター)と弟のジョン・ハケット(フルート)が、エリック・サティーの作品をこんなにも素晴らしい作品に仕上げました。」
円形シール(プラケースに貼付)文:
「元ジェネシスの
スティーヴ・ハケット(ギター)が
弟のジョン・ハケット(フルート)と
エリック・サティの作品を奏でます。
ピアノのサティがフルートと
ギターによって実に軽やかに
美しく変身します。」
1.グノシェンヌ 第3番 2:24
Gnossienne No3
2.グノシェンヌ 第2番 1:56
Gnossienne No2
3.グノシェンヌ 第1番 3:18
Gnossienne No1
4.ジムノペディ 第3番 2:36
Gymnopédie No3
5.ジムノペディ 第2番 2:52
Gymnopédie No2
6.ジムノペディ 第1番 3:55
Gymnopédie No1
7.逃げ出させる歌 Ⅰ 2:46
Pièces Froides No1: Airs à faire fuir I
8.逃げ出させる歌 Ⅱ 1:36
Pièces Froides No1: Airs à faire fuir II
9.ゆがんだ踊り Ⅱ 2:05
Pièces Froides No2: Danse de travers II
10.最後から2番目の思想~第1曲 ドビュッシーへの牧歌 0:57
Avant Dernières Pensées: Idyle à Debussy
11.最後から2番目の思想~第2曲 デュカへの朝の歌 1:11
Avant Dernières Pensées: Aubade à Paul Dukas
12.最後から2番目の思想~第3曲 ルーセルへの瞑想 0:54
Avant Dernières Pensées: Méditation à Albert Roussel
13.グノシェンヌ 第4番 2:41
Gnossienne No4
14.グノシェンヌ 第5番 3:20
Gnossienne No5
15.グノシェンヌ 第6番 1:41
Gnossienne No6
16.ノクターン 第1番 3:31
Nocturnes No1
17.ノクターン 第2番 2:14
Nocturnes No2
18.ノクターン 第3番 3:36
Nocturnes No3
19.ノクターン 第4番 2:49
Nocturnes No4
20.ノクターン 第5番 2:27
Nocturnes No5
Flute John Hackett
Guitar Steve Hackett
Arranged by
John & Steve Hackett
Tempo mapping by
Sally Goodworth
Recorded & mixed by
Roger King
Additional recording by
Benedict Fenner & Jerry Peal
Mastered by
Benedict Fenner
All (C) 1999 Stephen Hackett
Ltd. except tracks 13-15 (C) 1968
Francis Salabert Editions S.A.
Sketches of John & Steve
Kim Poor
Cover sketch, artist unknown
Design
Harry Pearce
◆本CDについて◆
透明ジュエルケース。ブックレット(全8頁)にクレジット、Steve Hackett によるライナーノーツ(英文)、サティの文章の引用(英文)、カット(表紙に使用されているサティのデッサンより)2点、モノクロ写真図版(幼少時のハケット兄弟)1点。インレイにトラックリスト、キム・プアーによるデッサン2点(ハケット兄弟)。日本語ブックレット(全8頁)にトラックリスト、原盤ライナーノーツ&サティの文章の日本語訳(山本さゆり)、解説(大伴良則)、カット(サティのデッサンより)2点。
元ジェネシスのスティーヴ・ハケットが弟のジョン・ハケットと共にエリック・サティのピアノ曲をフルート&クラシック・ギター用に編曲して演奏しています。自身のレーベル「カミノ Camino Records」からのリリース(2000年)です。ブックレット表紙に使用されているのは(クレジットではなぜか作者不詳 artist unknown となっていますが)サティがコクトーヘの手紙(1917年8月31日)に描き添えた自画像で、「Monsieur Sadi dans sa maison / Il songe」(自邸で夢想するサディ氏)のキャプションがあります。
収録曲のうち、「ゆがんだ踊り」と「最後から2番目の思想」はギターのみの演奏です。
わりと見過ごされがちだと思いますが、おおむね原曲に忠実な、たいへんよい演奏なので、クラシックの人とかもきくとよいです。
あと『ベイ・オブ・キングス Bay of Kings』(1983年)もきくとよいです。
★★★★★