菊地雅章 ザ・スラッシュ・トリオ
『スラッシュ・ツー』
Masabumi Kikuchi
The Slash Trio
Slash 2°
CD: P.J.L
発売元:有限会社ピー・エス・シー
販売元:スリーディーシステム株式会社/有限会社プライエイド・レコーズ
MTCJ-3005 (2002年)
定価¥3,000(税抜価格¥2,857)
Made in Japan
帯文:
「轟音から静寂まで! 越境する無数の音の分子がシーンを切り裂く。
菊地雅章の最新ユニット“THE SLASH TRIO” 9.11=第1部完結編。」
01_9.28 _08:45
02_SLASH 1° (LONG VERSION) _17:07
03_T'S MONK _16:16
Masabumi Kikuchi _piano
Tatasuya Yoshida _drums
Masaaki Kikuchi _bass
All tracks Recorded on September 10th and 11th, 2001 at IRc2 Studios, Tokyo
Mixed on September 24th and 25th, 2001 at Studio 1970, Tokyo
Mastered on October 11th, 2001 at King Records Sekiguchidai Studios, Tokyo
Recording and Mixing Engineer: Shigeru Sugiyama, KENNEK KNOCK
Mastering Engineer: Seiji Kaneko, KING RECORDS
Assistant Engineers: Tomoyuki Niitsu, IRc2 Studios and Rika Miyamoto
Piano Technician: Norihito Onuma and Yoshie Fukuma
Producer: Satoshi Takahashi
Excutive Producer: Takashi Tannaka, PJL RECORDS
Design and Photos: Motonobu Furuhata
Design: Yoshitaka Sato, White Out Graphics
Liner Notes: Shinya Matsuyama
Out there selection
◆本CD解説(松山晋也)より◆
「噂のスラッシュ・トリオ、第2弾である。とはいっても、昨年末に出たデビュー・アルバム『SLASH 1°』と同時期、つまり昨年9月11日(例のアメリカ同時多発テロの日)にスタジオ・ライヴ録音された音源だ。」
「「5年ぐらい前(メーカーの作った資料には7年前とあるが…)、一緒にライヴをやろうということでプーさん(引用者注:菊地雅章)にお誘いいただいて、その後プーさんの来日の際に時々一緒にやってきたんです」(吉田)
「いや、それには伏線があってね。実は89年、僕がNYでプーさんの家に居候していた頃、ルインズのデビュー作、6曲入りの7インチ・シングルをプーさんに聴かせたのがそもそものきっかけなんです。(中略)プーさんも吉田さんのドラムが気に入ったらしくて、連絡とれと言われたんだけど、なかなか実現しなかった」(雅晃)
「つまり10年以上前からプーさんと雅晃の中にしっかりと吉田達也という異能ドラマーの名がインプットされていたわけだ。」
「演奏は、ベーシックなリフのみをあらかじめ決めての即興のようだが、そのリフも変拍子だらけであり、かなり高度なテクニックとセンスが要求されるのは、いつものプーさんの音楽どおり。最大限の深度と強度を求めて、トライアングルの呼応は一瞬のひらめきの火花を散らし合う。」
◆本CDについて◆
菊地雅章率いる「スラッシュ・トリオ」。メンバーはベースの菊地雅晃(菊地の甥)とドラマーの吉田達也。
スリップケース。透明ジュエルケース。ブックレット(全12頁)にトラックリスト&クレジット、松山晋也によるライナーノーツ。
★★★★★
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