マーラー:
交響曲第1番《巨人》
歌曲集《さすらう若人の歌》
フィッシャー=ディースカウ(Br)
クーベリック指揮
バイエルン放送交響楽団
GUSTAV MAHLER
Symphony No.1 "Der Titan"
Lieder eines fahrenden Gesellen
Dietrich Fischer-Dieskau
Symphonie-Orchester des Bayerischen Rundfunks
RAFAEL KUBELIK
CD: Deutsche Grammophon
制作:ユニバーサル クラシックス&ジャズ
発売・販売元:ユニバーサル ミュージック株式会社
20世紀の巨匠シリーズ~ラファエル・クーベリックの芸術
UCCG-3946 (2005年)
定価¥1,200(税抜価格¥1,143)
Made in Japan
グスタフ・マーラー
Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲 第1番 ニ長調 《巨人》
Symphony No.1 in D major "Der Titan"
1.第1楽章:ゆるやかに、引きずるように、自然のひびきのように―はじめは非常にゆっくりと 14:36
I. Langsam, Schleppend. Wie ein Naturlaut - Im Anfang sehr gemächlich
2.第2楽章:力強い動きをもって、しかし急がずに 7:06
II. Kräftig bewegt, doch nicht zu schnell
3.第3楽章:荘厳に、威厳をもって、しかし引きずるようにせず 10:36
III. Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen
4.第4楽章:嵐のように激動して 17:38
IV. Stürmisch bewegt
歌曲集 《さすらう若人の歌》
Lieder eines fahrenden Gesellen
5.第1曲:君がとつぐ日 3:55
I. Wenn mein Schatz Hochzeit macht
6.第2曲:露しげき朝の野べに 4:02
II. Ging heut' morgen übers Feld
7.第3曲:灼熱せる短刀もて 3:16
III. Ich hab' ein glühend Messer
8.第4曲:君が青きひとみ 5:12
IV. Die zwei blauen Augen
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)([5]‐[8])
Dietrich Fischer-Dieskau, baritone
バイエルン放送交響楽団
Symphonie-Orchester des Bayerischen Rundfunks
指揮:ラファエル・クーベリック
Conducted by Rafael Kubelik
録音:1967年10月20日-23日([1]‐[4])、1968年11月11日、12日([5]‐[8]) ミュンヘン
◆渡辺護による解説より◆
「28歳になって彼ははじめて最初の交響曲を完成し、将来の彼独自の方向が定まった。」
「ここには人声は使われていないが、彼が23歳のとき作曲した歌曲集《さすらう若人の歌》の旋律を用いていることからしても、早くもマーラーの交響曲の歌曲との密接な関係が示されている。」
◆本CDについて◆
ブックレット(巻き四つ折り)に渡辺護による解説、「ラファエル・クーベリックについて」(福本健)、「さすらう若人の歌」歌詞&対訳(渡辺護/1995年5月訳補訂)。
「巨人」は1968年に単独でLPリリース。「若人」は1971年に第5とカップリングで2枚組LPとしてリリースされていましたが、1989年のCD化に際して「巨人」と「若人」の同居が実現しました。
クーベリックの「巨人」はボヘミア感が漂っていてよいです。
★★★★★