『Zemlinsky: Die Seejungfrau / Psalm XIII』
RSO Berlin / Riccardo Chailly
CD: The Decca Record Company Limited, London
417 450-2 [D|H] (1987)
Printed in West Germany / Made in West Germany

Alexander Zemlinsky (1872-1942)
Die Seejungfrau
The Mermaid
La Néréide
1. I. Sehr massig bewegt 15:22
2. II. Sehr bewegt, rauschend 12:20
3. III. Sehr gedehnt, mit schmerzvollem Ausdruck 12:34
4. Psalm XIII, op. 24 13:48
Radio-Symphonie-Orchester Berlin
Kammerchor Ernst Senff
Chorus master: Ernst Senff
Riccardo Chailly
A co-production with RIAS Berlin
Producer: Michael Haas
Recording engineer: Stanley Goodall
Recording location: Jesus-Christus-Kirche, Berlin, March 1986
Cover: 'The Little Mermaid' by Edmond Dulac
Art direction: Ann Bradbeer
◆本CDについて◆
リッカルド・シャイイー指揮ベルリン放送交響楽団によるツェムリンスキー交響詩「人魚」&「詩篇13」(+エルンスト・ゼンフ合唱団)。
ブックレット(全36頁)にトラックリスト&クレジット、「An Introduction by Peter Gülke」(独語原文と英・仏訳)、Andrew Huth「Psalm 13, opus 24」(英語原文と仏・独訳)、「Psalm 13」歌詞対訳(独語原文と仏・英訳)、ブックレット裏表紙に写真図版(カラー)1点。
本CDは1996年に「Entartete Musik」シリーズの1枚として、1987年録音の「Psalm XXIII」を追加して再リリースされています。
本CDブックレット解説冒頭に、「作曲に関して知っていることのほぼ全てを私はツェムリンスキーに負っている。彼は偉大な作曲家であり、近いうちに彼の時代が来るであろう」というシェーンベルクの発言(1949年)が掲げられていますが、交響詩「人魚」はそのシェーンベルクの交響詩「ペレアスとメリザンド」と同じ日に同じ場所で作曲者自身によって初演(1905年1月)されたのちに放棄され、再演されたのは80年後の1984年、この解説の筆者であるペーター・ギュルケによってでした。
本作はアンデルセンの童話「人魚姫」に基づいていますが、本作の4年前に初演されたドヴォルザークの歌劇「ルサルカ」も、素材はスラヴ伝説ですがストーリーは「人魚姫」に基づいています。人魚姫は人間になると言葉が話せなくなる設定なので、歌劇ではそれなりの工夫が必要になりますが、本作は交響詩なので問題ないです。エドモンド・デュラックによる「人魚姫」挿絵をあしらったジャケもよいです。
★★★★★
Die Seejungfrau