幻の猫たち 改訂版

まぼろしの猫を慕いて

『ベルリオーズ:幻想交響曲』  シャルル・ミュンシュ指揮/パリ管弦楽団

ベルリオーズ幻想交響曲』 
シャルル・ミュンシュ指揮/パリ管弦楽団 

Charles Münch 
Orchestre de Paris 

Berlioz 
Symphonie Phantastique 


CD: EMI Classics 
株式会社 EMIミュージック・ジャパン 
シリーズ:EMI CLASSICS BEST 100 / since 1897 
TOCE-14001 (2007年) 
税込価格1,500円(税抜1,429円) 
Made in Japan 

 


帯文:

「熱き力の漲り! 名盤の誉れ高い究極の演奏!」


帯裏文:

「1967年に創設されたパリ管弦楽団の初代音楽監督に選ばれたのが、70歳を越えフランスを代表する指揮者シャルル・ミュンシュ。この《幻想交響曲》は彼が最も得意とした曲のひとつであり、パリ管弦楽団の記念すべき最初の演奏会での演目です。熱のこもった力溢れる名演。110年の歴史を持つEMIレーベルの中でも名盤の誉れ高い20世紀の記録です。
レコード芸術推薦」


ベルリオーズ
BERLIOZ 

幻想交響曲 作品 14a 
SYMPHONIE FANTASTIQUE Op. 14a 

1.第1楽章:夢と情熱 13:50 
1st Movement: Rêveries-Passions 
2.第2楽章:舞踏会 6:17 
2nd Movement: Un bal 
3.第3楽章:野の風景
3rd Movement: Scène aux champs 
4.第4楽章:断頭台への行進 4:30 
4th Movement: Marche au Supplice 
5.第5楽章:サバの夜の夢 9:46 
5th Movement: Songe d'une nuit du Sabbat 


シャルル・ミュンシュ指揮 
cond by CHARLES MÜNCH 
パリ管弦楽団 
ORCHESTRE DE PARIS 


Recorded: 23-26 October 1967 
Producer: René Challan 
Engineer: Paul Vavasseur 
Remastering Engineer: Yoshio Okazaki 


◆本CDについて◆

プラケース(白トレイ)。ブックレット(全8頁)にトラックリスト&クレジット、篠田保道による解説(「不動のトップの位置を保ち続ける《幻想》の名演」「ベルリオーズ幻想交響曲 作品 14a」「シャルル・ミュンシュ」)。

ミュンシュの幻想はボストン響との1955年録音盤とパリ管との1967年録音盤(本作)とありますが、本作はステレオ録音なのでブラスが右側からきこえてきたりステレオ感が強調されています。低音も強調されていて魘されるような悪夢感があってよいです。ルドンのパステル画をあしらったジャケット・デザインもよいです。

★★★★★