Mahler - Barbirolli
Symphony No. 9
Berlin Philharmonic Orchestra
CD:ワーナーミュージック・ジャパン
シリーズ:Classic Masters
WPCS-23019 (2014年)
定価¥1,400(本体)+税
帯文:
「名指揮者と名オーケストラの幸福な出会い。一期一会のマーラー。」
帯裏文:
「バルビローリとベルリン・フィル、これこそ一期一会の名盤です。名指揮者と名オーケストラが出会うと、これほどまでの凄い演奏が展開されるということを実証しているのが、このディスクです。ライヴでの共演がきっかけで生まれた僥倖ともいえる名盤で、両者の音楽への意思が作品をさらなる高みに引き上げています。」
マーラー
Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲 第9番 ニ長調
Symphony No. 9 in D Major
1.第1楽章:アンダンテ・コモド 26:53
1st Movement: Andante comodo
2.第2楽章:ゆっくりとしたレントラーのテンポで 14:52
2nd Movement: Im Tempo eines gemächlichen Ländlers
3.第3楽章:ロンド ブルレスケ 13:39
3rd Movement: Rondo. Burleske
4.第4楽章:アダージョ 23:01
4th Movement: Adagio
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
Berliner Philharmoniker
指揮:ジョン・バルビローリ
cond. by Sir John Barbirolli
録音:1964年1月
Recorded: 10, 11, 14 & 18 January 1964, Jesus-Christuskriche, Berlin
Producer: Ronald Kinloch Anderson
Balance Engineer: Unknown
Remastering Engineer: Simon Gibson
「一部マスターテープに起因するノイズ等が有りますがご了承ください。」
◆本CD解説(近藤憲一)より◆
「バルビローリが初めてベルリン・フィルと共演したのは、彼がちょうど50歳の1949年だった。61年から定期的に客演するようになっていた彼に、当時世界中のオーケストラが取り上げるようになっていたマーラーの音楽を指揮することが依頼された(中略)。その要請を受けてバルビローリが指揮したマーラーの交響曲(第1~6番と第9番)は、ベルリンの聴衆以上にベルリン・フィルの楽員を感動させ、心服させた。とくに1963年1月に演奏された第9番は、ベルリンの音楽界全体を感動のるつぼに巻き込むほどの成功を収めた。その余韻が醒めぬうちに、楽員側から「バルビローリとこの曲の録音を残したい」という異例の申し出があったのである。
翌1964年1月にセッション録音されたこの第9番の演奏は、(中略)楽員たちが敬意を抱いて誠心誠意努めていることを、全編にわたって感得することができる。」
◆本CDについて◆
ブックレット(全8頁)にトラックリスト&クレジット、近藤憲一による解説(「バルビローリ/ベルリン・フィルによる“一期一会のマーラー名演”」「楽曲解説」「演奏者紹介」。
前はEMIの赤マークでしたが本CDからワーナーの青マークです。音の方は煌びやかなかんじです。
★★★★☆
Symphony No. 9 in D Major: IV. Adagio