『ストラヴィンスキー： バレエ音楽「火の鳥」「ミューズの神を率いるアポロ」』
アンタル・ドラティ指揮／デトロイト交響楽団
Stravinsky
L'Oiseau de Feu
Apollon Musagete
Antal Dorati
Detroit Symphony Orchestra
CD: London／ポリドール株式会社
POCL-3139 （1993年）
￥2,200（税込）（税抜価格￥2,136）
ストラヴィンスキー
Stravinsky (1882-1971)
バレエ音楽「火の鳥」全曲（1909－10）
L'Oiseau de feu - Complete Ballet
1．導入部 2：40
Introduction
§第1場 Tableau 1
2．カスチェイの魔法のかかった庭 1：42
La jardin enchanté de Kastchei
3．火の鳥の出現、これを追ってイワン王子の登場 2：11
Aparition de l'oisesau de feu
poursuivi par Ivan Tsarévitch
4．火の鳥の踊り 1：34
Danse de l'oiseau de feu
5．イワン王子に捕らえられた火の鳥 1：02
Capture d l'oiseau de feu
par Ivan Tsarévitch
6．火の鳥の嘆願 7：20
Supplications de l'oiseau de feu
7．黄金の果実とたわむれる王女たち（スケルツォ） 2：29
Jeu des princesses avec les pommes d'or (Scherzo)
8．イワン王子の不意な出現 1：13
Brusque apparition d'Ivan Tsarévitch
9．王女たちのロンド 3：48
Corovod (Ronde) des princesses
10．夜明け 1：20
Lever du jour
11．怪しげな騒動、怪物ども登場、イワン王子捕らえられる 5：04
Carillon féerique, apparition des monstre et capture d'Ivan Tsarévitch
12．不死の魔王カスチェイの登場、火の鳥の出現 0：51
Danse de la suite de Kaastchei enchantée par l'oiseau de feu
13．カスチェイら一党の凶悪な踊り 4：59
Danse infernale de tous les sujets de Kastchei
14．火の鳥の子守歌 4：35
Berceuse
§第2場 Tableau 2
15．カスチェイの城と魔法の消滅、石にされていた騎士たちの復活、そして大団円 2：44
Disparition du palais et des sortilèges de Kstchei, animation des chevaliers petrifiés, allégresse générale
バレエ音楽「ミューズの神を率いるアポロ」（1928）*
Apollon musagete, Complete Ballet
§第1場 Tableau 1
16．プロローグ： アポロの誕生 5：27
Prologue: Naissance d'Apollon
§第2場 Tableau 2
17．アポロのヴァリアシオン（アポロとミューズたち） 2：36
Variation d'Apollon (Apollon et les Musese)
18．パ・ダクシオン 3：49
Pas d'Action
19．カリオーペのヴァリアシオン 1：40
Variation de Calliope
20．ポリヒムニアのヴァリアシオン 1：20
Variation de Polymnie
21．テルプシコールのヴァリアシオン 1：33
Variation de Terpsichore
22．アポロのヴァリアシオン 2：18
Variation d'Apollon
23．パ・ド・ドゥ 3：49
Pas de deux
24．コーダ（アポロとミューズたち） 3：36
Coda (Apollon et les Musese)
25．アポテオーズ 3：53
Apothéose
アンタル・ドラティ指揮
デトロイト交響楽団
Antal Dorati conducting
Detroit Symphony Orchestra
Recording
Producers: Paul Myers / * James Malllinson
Engineers: John Dunkerley / * Colin Moorfoot
Locations: United Artists Auditorium / * Old Orchestra Hall, Detroit
Dates: October 1982 / * November 1984
カヴァー・イラスト： 村上昂
◆本CD解説（三浦淳史）より◆
「ストラヴィンスキーの3大バレエにおけるドラティのユニークな強味は、彼がバレエのピットに入って実際にバレエ全曲を振った経験があるということである。1909年に旗上げしたディアギレフのバレエ・リュスは、1929年のディアギレフの死によって解散に追いこまれた。ディアギレフの伝統を継承したのがバレエ・リュス・ドゥ・モンテカルロ（1932→36）、バレエ・リュス・デュ・コロネル・ドゥ・バジル（1936→39）とオリジナル・バレエ・リュス（1939→47）で、モンテ・カルロに本拠を置いてヨーロッパと南北アメリカに巡業した。この三つのバレエ団は同じ系列につながり、ディアギレフのバレエ・リュスのレパートリーを受けつぎ、振付け師や舞踊家もその流れにそっている。ドラティは1933→41年の間、上記の三つの新ロシア・バレエ団の専属指揮者をつとめたキャリアの持ち主なのである。それ以後、ディアギレフのバレエ・リュスの伝統は、バレエ界からぱったり消えてしまった。」
◆本CDについて◆
巻四つ折りブックレット（8頁）にトラックリスト＆クレジット、三浦淳史による解説、写真図版（モノクロ）1点。
1984年にデッカからリリースされた「火の鳥」に、1986年に同じくデッカからリリースされた「ミューズを率いるアポロ」（コープランド「アパラチアの春」に併収）をカップリングしたコンピ盤です。
★★★★★
L'Oiseau de feu
