Los Mejores de Ranko Fujisawa
CD: 東芝EMI株式会社
TOCT-5870 (1990年)
税込定価3,000円(税抜価格2,913円)
帯文:
「“タンゴのプリンセーサ”藤沢嵐子の不滅の
名演名曲を網羅した夢のベスト・セレクション。」
1.チェ・バンドネオン Che Bandoneón 3:52
(Homero Manzi - Anibal Troilo)
2.ママ、私恋人が欲しいの Mama, Yo Quiero un Novio 3:06
(R. Fontaina - Ramón Collazo)
3.カミニート Caminito 3:15
(J. de DIos Filiberto - G. Coria Peñaloza)
4.ジーラ・ジーラ Yira Yira 3:10
(E. S. Discépolo)
5.カタマルカの風景 Paisaje de Catamarca 3:21 **
(P. Giménes)
6.とわに別れを Hasta Siempre Amor 2:54 **
(Federico Silva - Donato Racciatti)
7.君なくて Que Falta Que Me Haces 2:55
(M. Caló - Armando Pontier - Federico Silva)
8.夜のプラットホーム Plataforma de la Noche 3:53
(R. Hattori - Y. Okuno)
9.淡き光に A Media Luz 2:23
(César Lenzi - Edgardo Donato)
10.さらば草原よ Adios Pampa Mia 3:15
(F. Canaro - M. Mores - I. Pelay)
11.エル・パニュエリート El Panuelito 2:50 **
(J. de Diós Filiberto - G. Coria Peñaloza)
12.メルセ寺院の鐘 El Carrillon de la Merced 2:44 **
(E. S. Discépolo - Le Pera)
13.君偲ぶ夜 Mis Noches Sin Ti 3:00 **
(María T. Marquez - D. Ortiz)
14.ボンボンシート Bomboncito 2:33 **
(A. A. Romano - J. Corriotti - Bogliano)
15.マノ・ア・マノ Mano a Mano 3:24
(Celedonio E. Flores - Carlos Gardel - José Razzano)
16.チキリン・デ・バチン Chiquilín de Bachín 3:37
(Horacio Ferrer - Astor Piazzolla)
17.牛車にゆられて Los Ejes de Mi Carreta 2:40 **
(Romilo Risso - A. Yupanqui)
18.君を待つ間 Fumando Espero 2:53 *
(J. V. Masanas - Felix Garzo)
19.ラ・カンシオン La Cancion 3:26 *
(J. de Dios Filiberto - Lito Bayardo)
20.ラ・クンパルシータ La Cumparsita 2:28 *
(G. M. Rodríguez - P. Contursi - E. P. Maroni)
【歌】 藤沢嵐子 Ranko Fujisawa
[1][9][15][16] 【編曲・指揮】 オルランド・トリポディ Orlando Tripodi 【演奏】 エルネスト・ビジャビセンシオ・ギター四重奏団 ([9][15]) Ernesto Villavicencio
[2][3][4][7][8][10] 【編曲・指揮・演奏】 ミゲル・カロとオルケスタ・ティピカ M. Caló y su Orq. Tipica
[5][6][11]~[14][17]~[20] 【編曲・指揮・演奏】 早川真平とオルケスタ・ティピカ東京 S. Hayakawa su Orq. Tipica Tokyo
「* はモノーラル録音です。** はモノーラル録音をステレオ化したものです。このCDは音源に起因する雑音、ひずみ等の入る箇所がありますが、ご了承下さい。」
◆本CD解説(蟹江丈夫)より◆
「『タンゴ』と日本人といえば、まず出てくるのが「藤沢嵐子」の名前です。」
「1950年、早川真平とオルケスタ・ティピカ東京の専属歌手となりタンゴ歌手としてスタートを切りました。」
「1953年、すでにタンゴ歌手としての実力を評価されつつあった彼女は夫君早川真平、ピアニストの刀根研二とともにアルゼンチンにわたり、首都ブエノス・アイレス市のディスセポロ劇場でアニバル・トロイロのバンドネオン、ロベルト・グレラのギター伴奏で「ジーラ・ジーラ」「スール」(南)を歌う機会を得て空前の大反響を呼び起こし、「ランコは日本人ではない、誰かが日本人に仕立てたアルゼンチンの娘だ…」などの憶測までささやかれるほどの大成果をおさめました。」
「1956年に三度目の訪亜、1964年には早川真平とオルケスタ・ティピカ東京の一行とともにアルゼンチン各地をはじめ中南米各国を演奏旅行(中略)。この演奏旅行中にミゲル・カロのグラン・オルケスタをバックに「ママ、私恋人が欲しいの」ほかを録音、このCDに収録されている日亜共演のすばらしいレパートリーが出来上がりました。」
「1971年7月(中略)からおよそ10年間演奏活動から離れました。1980年アルゼンチン・タンゴ生誕100年記念を機にカムバック、(中略)1981年5月、(中略)17年ぶりにアルゼンチンの土を踏みました。」
「そしてピアニストのオルランド・トリポディのオルケスタ、エルネスト・ビジャビセンシオ・ギター四重奏団をバックに新録音〔CA35-1095タンゴの異邦人(エトランジェ)~ブエノスアイレスの藤沢嵐子’81〕も行ないました。」
「このCDに収録されているレパートリーは「藤沢嵐子」のもっとも得意とする名曲名演の数々が網羅されています。」
◆本CDについて◆
ブックレット(全24頁)にトラックリスト&クレジット、「“タンゴのプリンセーサ”藤沢嵐子の不滅の名演名曲を網羅した夢のベスト・セレクション――」「曲目解説」(蟹江丈夫)、歌詞。
#1, 4-7, 9, 11-18, 20はスペイン語、#2, 3, 8, 10, 19はスペイン語&日本語で歌っています。
★★★★☆
メルセ寺院の鐘