Lockwood-Top-Vander-Widemann
『Fusion』
CD: JMS / Sphinx Distribution
JMS 015-2 (2006)
1. GHK GO TO MILES (D. Lockwood - J. Top - C. Vander - B. Widemann) 24:00
2. OVERDRIVE (D. Lockwood - J. Top - C. Vander - B. Widemann) 4:50
3. 767 ZX (D. Lockwood - J. Top - C. Vander - B. Widemann) 6:45
4. RELIEFS (D. Lockwood - J. Top - C. Vander - B. Widemann) 8:10
Didier Lockwood: Violin
Jannick Top: Bass
Christian Vander: Drums
Benoît Widemann: Fender Rhodes, Minimoog, Prophet 5, Kobol
Recorded and mixed at Acousti Studio (Paris)
August 81 by J. B. Plé & B. Widemann
Photos: Christian Rose
(P) 1981/2006 DISQUES JMS
(C) 1981 EDITIONS Jean-Marie Salhani
◆本CDについて◆
デジパック仕様。オリジナルLPは1981年リリース。
往年の「スーパーカーブーム」が懐かしいフェラーリ512BBを大胆にあしらった違和感ありまくりのジャケはLP再発時のデザインを踏襲したもので、初回盤LPでは一列に並んだメンバーの写真、裏ジャケに4台のスーパーカーの傍らにそれぞれ佇むメンバーの写真が掲載されていました。#2冒頭にエグゾーストノートが入っています。
「Fusion」はジョン・コルトレーンを敬愛するマグマのリーダー、クリスチャン・ヴァンデが自らのルーツであるジャズに回帰すべく1980年秋に結成した「スーパーグループ」で、メンバーはクリスチャン(ドラム)、ヤニック(ジャニック)・トップ(ベース)、ディディエ・ロックウッド(ヴァイオリン)、ブノワ・ヴィデマン(エレピ、シンセ)。音的にはマハヴィシュヌ・オーケストラやライフタイムのようなロック寄りのフュージョンですが、ベースがやたらに重いです。#4はかなりマグマっぽいです。ヤニックのレーベル「Utopic」からリリースされた『Paris 80』には本作録音以前に行われたライヴの模様が収録されています。
★★★★☆